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『キャロル』 [movie]

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原題: Carol
監督: トッド・ヘインズ
出演: ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ
製作年: 2015年
製作国: アメリカ
配給: ファントムフィルム
上映時間: 118分
解説
52年、冬。ジャーナリストを夢見てマンハッタンにやって来たテレーズは、クリスマスシーズンのデパートで玩具販売員のアルバイトをしていた。彼女にはリチャードという恋人がいたが、なかなか結婚に踏み切れずにいる。ある日テレーズは、デパートに娘へのプレゼントを探しに来たエレガントでミステリアスな女性キャロルにひと目で心を奪われてしまう。それ以来、2人は会うようになり、テレーズはキャロルが夫と離婚訴訟中であることを知る。生まれて初めて本当の恋をしていると実感するテレーズは、キャロルから車での小旅行に誘われ、ともに旅立つが…
こりゃ困った。その良さがまったくわからない映画は久しぶり。愉しめなかったわけじゃない。配偶者は意外に面白かったと言ってるし。

そもそもが、パトリシア・ハイスミスの原作だと知っていたので、底意地の悪いサスペンス映画を意識して行ったのだ。そこで、正統派のメロドラマを観せられちゃったので、ある種の期待外れになったということではある。

女優陣の演技は素晴らしい。ケイト・ブランシェットなんて静かながらも迫力のある演技で圧倒的である。ルーニー・マーラは今回初見だが、30歳にして少女のような趣がありよろしいと思われる。

どちらかというと、女性向けの映画なのだろう。男性にとっては、ストーリーを愉しむというよりは二人の女優の演技合戦を堪能する映画といえるかな。

◎原作本です。

キャロル (河出文庫)

キャロル (河出文庫)

  • 作者: パトリシア ハイスミス
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2015/12/08
  • メディア: 文庫


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