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『ヘイトフル・エイト』 [movie]

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原題: The Hateful Eight
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー、ウォルトン・ゴギンズ、デミアン・ビチル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、ブルース・ダーン、チャニング・テイタム
製作年: 2015年
製作国:アメリカ
配給:ギャガ
上映時間:168分

上記を見ていただきたい。168分ですよorz 今回は豊洲のユナイテッドシネマに行ったんだが、10時から始まって終わりは13時ですよ。そんなに長く座っていることができるんだろうか…。
内容
大雪のため閉ざされたロッジで繰り広げられる密室ミステリーを描いた西部劇。タランティーノ作品常連のサミュエル・L・ジャクソンを筆頭に、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー、ウォルトン・ゴギンズ、デミアン・ビチル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、ブルース・ダーンが出演。全員が嘘をついているワケありの男女8人が雪嵐のため山小屋に閉じ込められ、そこで起こる殺人事件をきっかけに、意外な真相が明らかになっていく。
まず言っておかなければならないのは、この監督だからおわかりになるかとは思うが、「雪の山荘」系ミステリを期待するとそんなことはありません。念のため。とはいえ、こういう舞台劇を想起させるシチュエーションであれば登場人物同士の騙し合いがスリリングなプロット重視の作品か、と思いきやそうでもないので困ったものである。

当方の率直な感想を申し上げるならば、胸糞映画ではある。なるほど、その残虐シーンやフルヌードシーン(しかも男)があることから18禁指定になったことがわかる。決して快を感じさせる映画ではない。中途まではミステリを感じさせる流れから、プロットは突然に破綻するのだ。

ただね、168分でダレることのない映像づくりの手腕はやはりタランティーノならではか。登場人物の長広舌も相変わらず愉しめる。タランティーノが好きな人以外は、なかなかおすすめできない映画であると思った。
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