森博嗣:『小説家という職業』(集英社) [book]
内容(「BOOK」データベースより)
小説家になるためにはどうすれば良いのか? 小説家としてデビューするだけでなく、作品を書き続けていくためには、何が必要なのだろうか? プロの作家になるための心得とは? デビュー以来、人気作家として活躍している著者が、小説を書くということ、さらには創作をビジネスとして成立させることについて、自らの体験を踏まえつつ、わかりやすく論じる。
Amazonの電子書籍の日替わりセールで安くなっていたのだが、図書館にもあることを発見し借りたもの。299円の利益が出たことになる(?)。
内容はまさに上記梗概を、自分の経験を基に説明する書籍。といっても当方は作家になる意欲も才能もないので、主に興味深く読んだのは著者の出版業界に関する予測だった。中身は読んでいただくとして、概ね当方も意見は同一である。
それにしても、読書家人口はこんなに少ないのかね。当方もそれほど読む方ではないが、一般的な基準からすれば高水準か。2時間弱で読める長めのコラム、といった体の本でした。
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