ワイシャツの襟を洗ってみた [a day in the life]
ワイシャツは自分で洗っている。じゃあ、アイロンも自分でかけているのかと言われそうだが洗いざらしのまま着ている。当方はオクスフォードクロスのボタンダウンシャツしか着ないから。いや、アイロンくらいかけろよと言われそうだが、糊のきいたシャツを着ると首周りが痛くなってしまうのだ。
そんなわけで日々ワイシャツを洗っているのだが、このごろ襟の汚れが目立つようになってきた。皮脂とかホコリとか排ガスの入り交じったものなんだろう。ここまでくると通常の洗濯では落ちない汚れだ。かといって、はいそれまでよ、と捨てるわけにも行かないのが貧窮会社員の苦しいところ。
したば※、この汚れを効果的に落とす方法はないかしらん、と例によってネットで検索をかけると以下のような数種の方法が目についた。
- 少し特殊な洗剤を使って洗う。
- 重曹をペースト状にしたものでブラッシング。
- 固形石鹸を襟に塗りつけ歯ブラシでブラッシング
まず1については、特種な洗剤ったってこれからさきどのくらいの頻度で使用するかわからないしそうそう安いものでもないので却下。次の2は、重曹というその重装備な名前に怯えてしまいハードルの高さに却下。というわけで3が順当かと思い用意した。
歯ブラシは以前に出張先のホテルでいただいてきたもの。固形石鹸は今回のプロジェクトのために新規に導入した。襟の汚れについては写真で「ビフォー・アフター」するのがわかりやすいのだろうが、ビフォーの画像がグロ画像と謗られても何も言えない状態だったので今回はパス。
作業としては、風呂場でシャツの襟にシャワーのお湯をぶっかけ、その後固形石鹸を塗り込んでからソフト且つ執拗にブラッシングするというものだ。アフターの画像は下掲の通り。
大幅に改善、というわけにはいかなかったもののグロ画像と謗られるほどではなくったったことはまことに以て欣快の至り。さらに極めるために重曹にトライする気にもなってきた。重曹は掃除にも役立つようだし。
ということで、ワイシャツの襟の汚れに困っている全国の単身赴任の方は、この石鹸と歯ブラシによるピンポイント洗浄をお試しになってはいかがだろうか。
※「したば」とは、某地方で「そしたら」、「であるなら」くらいの意(と思われる)