IONITX-B-EでPCを組んでみる [gadget]
やあ (´・ω・`)
ようこそ閑心空間へ。
このキリン一番搾りはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もサンドバッグ(@小田嶋隆)って言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、当方にも新たにPCを組むやむにやまれぬ理由があるんだ。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れない自分がいたってことがうれしかった。
そう思って、ポチッとな、してしまったんだ。
じゃあ、詳しく事情を話そうか。
◆◆◆
当方の父は齢70半ばだが、その年代にしてはPCに関するスキルが高い。以前など、おんぼろMacで流麗な絵を描いていたりして吃驚したものだ。その父はいまPenⅡのWindows98マシンという骨董品、いや、文字通り前世紀の遺物マシンを使っている。
実家に帰ったある日、呑みながら父からポツリと「いらないパソコンがあったらくれないか」といわれた。もちろん使っていないPCはあるにはあるが、同じ98マシンだったり中途半端なスペックのマシンだったりする。ノートPCも数台あるが、これはコレクションみたいなものだから手放すつもりはない。
とはいえ、常用がWin98マシンである。いくらなんでもこれを見過ごしていては親不孝者の誹りを免れ得まい。
まず思ったのは、昨年の同時期に組み立てたAtom330マシンにWindowsをインストールして謙譲するというものだったが、実はこのマシンの筐体(AopenのS135)が気に入ってしまっていた。このクラスのACアダプタでコンパクトな筐体は、大抵の場合取り付けられるHDDが2.5インチのそれの場合が多いからだ(S135は3.5インチHDDが組み込める)。
では一から組むか。ところが、いまどんなに低価格・低スペックで組んでも、当方の所有するPC(Macは除く)のどれよりも高性能になってしまうのだ。それはそれでどことなく納得がいかない気分になってしまうのもわかってもらえるだろう。
そんなことを思いながら例によってwebをほっつき歩いていると、タイトルにあるZOTACのIONITX-B-Eというマザーボードを発見。発売当初は18,000円台だったものが9,980円だ。咄嗟に以下のような図式が頭に浮かんだ。
■当方所有現筐体のS135にIONITX-B-Eを載せかえる ・・・(A)
↓
■同時に新しいMini-ITXの筐体を購入、D945CLF2を載せる・・・(B)
↓
■上記の新マシン(B)にWindowsをインストールし、父に謙譲する
↓
■新マザーを載せた(A)マシンを当方が使用する
↓
■(゚Д゚)ウマー
善は急げということで、上記マザーを含め下記のようなパーツ類を取り揃えることにした。なおパーツ個々の特徴については次回以降のエントリで詳述したい。
パーツ種別 | メーカー:型番 | 価格 |
Motherbord |
ZOTAC:IONITX-B-E | 9,980 |
CPU | Onbord [Atom 230(1.60GHz)] | - |
Memory | Patriot:PC2-6400-2GBx2 |
7,480 |
HDD |
Seagate:ST3250318AS(320GB) | 3,950 |
Drive | Samsung:SN-S083C+S(DVDマルチ) | 3,980 |
Case | Aopen:S145A-160BK | 5,696 |
OS | Microsoft 【64bit】 Windows7 Home Premium 日本語版 | - |
合計※ |
43,866 |
結局、余っているパーツが手元になかったので1台組めるだけのパーツを購入することになった。結果、OS込みで44千円。最新スペックのマシンには遥かに及ばないものの、Windows7が普通に動くスペックはあるだろう。そういう意味でこの金額は随分とリーズナブルに思える。
今日以降、発注先からどんどんパーツ類が着荷する見込み。土日に組み立てるスケジュールなので体調を整えておくことにしよう。
◎関連エントリ
- D945GCLF2とS135でPCを組んでみた
- D945GCLF2とS135でPCを組んでみた[その2]
- D945GCLF2とS135でPCを組んでみた[その3]
- D945GCLF2マシンにWindows 7をインストールしてみた