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IONITX-B-EとS135でPCを組んでみた [gadget]

親孝行PCは組み終えたので、自分用マシンの組立に取りかかることにした。今回は新たに購入したIONITX-B-Eとすでに持っていたAopenのPCケースS-135という組み合わせだ。排熱問題の不安はあるが、まあダメだったら考えよう。

R0012839.JPG
■SATAケーブルの細さゆえか、意外にケーブル類はうまくまとまった


組みあがると、上掲の写真ように筐体内はさほどゴチャゴチャせずに済んだ。熱は籠りにくそうに思う。

それでは、一旦Windows7をインストールしてD945GCLF2と比較してみることにしよう。

◆Windowsエクスペリエンス比較

コンポーネント D945GCLF2 IONITX-B-E
プロセッサ 3.3 2.2
メモリ(RAM) 4.3 4.5
グラフィックス 2.0
4.4
ゲーム用グラフィックス 3.0 5.3
プライマリハードディスク 5.9 5.9

デュアルコアのAtom330を搭載するD945は、シングルコアAtomのIONITXに比べ1ポイント以上の大幅な差を付けている。一方で、メモリアクセスについては同じDDR2ながらデュアルチャネルのおかげか、IONITXが0.2ポイントほどだが勝っている。

段違いなのはやはりグラフィックス性能で、それぞれ2.4、2.3ポイントの大幅な差で圧勝。実際にWindows7を操作しているときのウィンドウの挙動など、IONITXのほうがスムーズに感じられた。ちなみにスーパーΠを実行すると以下のような結果だった。

◆スーパーπ比較

  D945GCLF2 IONITX-B-E
スーパーπ(104万桁) 97秒 94秒

結論としては、推測通りトータルでの性能はIONプラットフォームのほうが勝っているといえるだろう。

その他、Windows7をインストールした際の画像などを以下に掲載しておこう。

DM2.jpg
DM.jpg
■IONITXは、Windows7をインストールすると、"コプロセッサ"という項目に!マークがついてしまった。このまま使用するつもりはなかったので深くは追求しなかったが■ちなみに、D945はすべてのデバイスが正常に認識された
TM2.jpgTM.jpg
■IONITXはシングルコアなAtomながらHyper-Threading Technologyの恩恵に預り、OSからはCPUが二つに見える
■D945はデュアルコアでOSからはCPUが四つに見える。ちとうらやましい。
4GB.jpg 
■IONITXにはメモリを4GB積んだ。64bitのOSなのですべて認識 


9,980円で購入したわりにはいい仕事をしてくれそうなIONITX。今回はWindows7をバンドルしなかったのでUbuntu9.10で運用するが、いずれblu-rayドライブと再生ソフトが安価になったら導入することにしよう。

あ、書き忘れていたが、このIONITXを半日以上使用してみたらD945のほうが熱に関してはアチチだった。CPUよりチップセットの熱がすごいらしい。そういう意味でもこのIONITXは良い買い物だったと思う。

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