Aopen:S145A-160BKがやってきた [gadget]
親孝行PC製作プロジェクトの部材紹介の第一弾はMini-ITX専用ケース・Aopen:S145A-160BK。まずは開梱の儀から。
■ほぼ同じ大きさのダンボールで緩衝材にくるまれ着荷。丁寧な仕事だぞ、ビッ○カメ○ | ■中身を取り出すと想像していたよりコンパクトだ |
同梱の縦置きスタンドやケーブル類は筐体内に格納されているのでケースを分解する。S135はスクリューレスのねじだったが本製品はふつうのねじ。一般的なコの字型の外枠を外すと、なんと説明書を含めたケーブル類がねじ止めしてあるベイの枠に括りつけてある。
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■言葉で言うとわかりにくいのだが、要するに一度分解しないと説明書が読めないということだ |
うーむ。ふつうは説明書を読んでからねじなどを外すのが流れだと思うのだが。ある程度PCを組み慣れた人ならとりあえず外せそうなねじを外しちゃえでいくのだが、初心者にはどうだろう? あまり親切ではないと思った。
次に同じAopenのS135と比較してみよう。
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■左のケースがS145。縦置きにすると、高さは明らかに高い | ■横幅はS145が1センチほど広い |
上掲の写真の通り、S135と比較しても遜色のないコンパクトさだ。縦置き時の高さだけは約5センチほど高いが、実物を見るとそれほど大きな差とは思えない。
うーん。このケースもなかなか良いと思ったぞ。どっちを当方マシンに使うか迷ってしまうではないか。こういうときはそれぞれの長所短所を書き出すにしくはない。
S145 |
S135 | |
長所 | ■電源容量が160Wと余裕があり、今後のマザーボード交換の際の自由度が高い ■6センチのケースファンを内蔵しておりエアフローが確保できる |
■84WのACアダプタ電源とケースファンレスで静音性が確保できる。 |
短所 | ■電源ファンとケースファンによるノイズの発生の懸念 | ■電源容量の制約によるマザーボードの選択肢の狭さ
■狭小な筐体とエアフロー確保の困難による熱暴走の懸念 |
当方にとっては、S145であれば今後のマザーボード換装の選択肢が広がるという点が魅力的だ。一方で、特に前面パネルにおけるシンプルなデザインはS135に軍配が上がる(このあたりは主観的なものだが)。
静音性については、24時間稼動のサーバ機として使用しているわけではないので決め手とはなりにくい。とはいえ静かなのに越したことはないとも言えるし…
組立自体にはまだ間があるので、どちらを自分マシンとするかはじっくり検討することにしよう。
◎関連エントリ
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