寝台特急あけぼのに乗ってきた

3ヶ月ぶりに帰京することにした。そろそろ東京も涼しくなってきただろうし。帰京の際にいちばん効率的なのは飛行機、その次が新幹線。だが、飛行機はできれば乗りたくないし新幹線は４時間の禁煙を強いられる。

会社が終わってからだと最終の新幹線になり自宅に帰り着くのが夜半ということであれば、寝台特急で朝イチに到着したって同じじゃないか。そんなわけで寝台特急あけぼのに乗り組むことにした。

■定位置にて待つ。意外と待っている人は多い。女性もいるし、寝台特急が好きな人は当方が思っている以上に多いのかもしれない	■待つホームにはリゾートしらかみのぶな編成が回送待ちだった
■乗り込むと、この通路の狭さに驚く。いや、ほんとに狭いんだって。	■旧式の車両のわりにはロックは自分で決めた4桁の数値を覚え込ませる方式の電子キー。咄嗟には使いこなせなかったよ
■当方は2階の個室。こりゃまた、屋根裏部屋を思わせる狭さ。閉所恐怖症じゃなくて良かったよ	■浴衣と枕とシーツと毛布。浴衣はJR柄だ
■けっきょく呑む。いっぱい飲む。どんどん呑む	■タバコ吸い放題なところがすばらしい。灰皿は使わずにポッケロで済ませたけどね
■出色なのはこのスピーカー。5チャンネルのうちの1チャンネルはクラシック、2チャンネルはフュージョン系、3チャンネル以降は鳴らなかったｗ	■上野駅到着後の牽引車の勇姿。あれ、乗るとき見たのはえんじ色の車両だったんだけど。どこかで乗り換えたんだろうか

ほとんど宇宙船を思わせる狭さに驚く。もちろん、宇宙船に乗ったことはないんだが。なので、当方のように身長166センチ・体重55キロであればそれほど圧迫感はないが、175センチ以上・70キロ以上の方にはお奨めできないかも。

乗っていると、新幹線に比べランニングコストが高いだろうと推測される。いまに、この特急も廃止されてしまうんだろうと思うと、いまのうちにできる限り乗っておいた方がいいかもしれない。なにしろタバコが吸える電車って少なくなってきているし。機会があったら乗車をお奨めしておこう。ジャンボな体格の人は厳しいと思うけど。