『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 [movie]
●上映時間:98分
●配給:2009クロックワークス=カラー
●スタッフ&キャスト:
[監督][原作][製作総指揮][脚本]庵野秀明
[音楽]鷺巣詩郎
[声優]緒方恵美,林原めぐみ,宮村優子,三石琴乃,立木文彦,山口由里子,清川元夢,関智一,岩永哲哉
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うは。まさかこの地で満員の劇場に入ることになるとは思わなかった。しかも21:40からのレイトショーに、だ。感極まったのか、劇場の運営をしている会社の社長さんが舞台挨拶してたよ。初回は5時から並んでいたそうだ。そりゃ、いつもあの調子じゃ、この満員の劇場は嬉しい罠。
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[ストーリー]
巨大人型兵器エヴァンゲリオンに乗って、未知なる敵、使徒と戦うことを余儀なくされた14歳のシンジ。女性パイロットの綾波レイとともに任務につく彼の新しい仲間、アスカがエヴァンゲリオン2号機とともにやってくる。
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というわけで、歩いて帰れる劇場だから帰り着いた今、これを書いている。正直、内容についてどうこういう見識はないので雑感を申し述べると、お客さんの層が一般的な若い人たちだったことが印象的。県内のヲタクたちが集結しているかと思っていたのに。
一般的、というのはまさに一般的であって、今風の若いあんちゃんから若い女性二人組、そして若いカップルがいたり。当方なんか最高年の層かもしれない。
当方は実は、エヴァをリアルタイムに見ていたわけでもなくTV版を完全に見たわけでもなく(DVDは持っているが途中で挫折)俄ファン層ではある。だから、今日、鑑賞しに来た人たちは、当方のようなファースト・ガンダム世代のようなファースト・エヴァ世代なのかもしれないと思った。
ここまで、この若い層にインパクトを与えたアニメーションということはやはりすごい作品には違いない。まさに彼等のDNAということなんだろう。世代論というのは好きではないが、この世代の里程標ともいうべき作品ということだ。
とはいえ、そうでない世代も、実は意外に愉しめるかもしれない。当方は相当に愉しめた。食わず嫌いはなしにして、40代のおぢさんも劇場に行ってみては。
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