SSブログ

『エレジー』 [movie]

●上映時間:112分
●配給:2008米/ムービーアイ
●スタッフ&キャスト: [監督]イサベル・コイシェ
[原作]フィリップ・ロス
[脚本]ニコラス・メイヤー
[出演]ペネロペ・クルス,ベン・キングズレー,ピーター・サースガード,パトリシア・クラークソン,デニス・ホッパー,デボラ・ハリー

■■■
とにかく驚いたのが脚本のニコラス・メイヤー。まだ生きてたのか!(失礼) 1945年生まれだから還暦は過ぎている。当方にとってはシャーロック・ホームズのパスティーシュものや『黒い蘭』という小説の作者として認識していた。

その後『 タイム・アフター・タイム 』という映画の監督・脚本を手がけている(この作品、意外とおもしろかった記憶があるので閑心のある方はご覧ください)。メアリー・スティーンバーゲンは未来から来た男が好きだということがわかる作品だ。


【ストーリー】
60代の著名な大学教授デヴィッドが、コンスエラという魅惑的な女子学生と深い仲になる。しかし、自らの老いを意識したデヴィッドは嫉妬に駆られ、彼女と別れる事に。その2年後、2人は思いがけない再会を果たす。


原作は米国の小説家フィリップ・ロスの『 ダイング・アニマル 』。そう、前述のニコラス・メイヤーは同じ作者の『 ヒューマン・ステイン 』を映画化した『 白いカラス 』の脚本も書いているのだ。

老境に入ってから若い女性と恋をした男性の物語というのは当方にとっては別に興味深い内容ということではないが、なにしろペネロペ・クルスが出演しているので鑑賞した。好きなんだもん、しょうがないじゃん。

エンドロールのキャストの最初にもペネロペ・クルスがクレジットされているように彼女のための映画なのだが、結果としてはベン・キングズレーの作品になっている。うん、良い演技していると思う。今年65才とは思えない引き締まった体してます。

それにしても配役をよくよく見直すと濃い出演者たち。ピーター・サースガードは『 フライトプラン 』以来久しぶりにスクリ-ンで観た。その他、パトリシア・クラークソン、デニス・ホッパー、デボラ・ハリーと、違う意味で豪華な出演者たちだ。

原作は読んでいないので、その持ち味がどこまでうまく映像化されているかはわからないが、鑑賞中に退屈さは感じさせなかったし、良い雰囲気が醸し出されていたと思う。

そんなことよりペネロペ・ファンの方はご存じだと思うが、本作では彼女がお脱ぎ遊ばされています。おぢさんみたいな言い方で申し訳ないんだが、いやおぢさんなんでしょうがないんだが、眼福もここに至れりである。知らなかったペネロペ・ファンがいたら劇場に走れ!


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 2

duke

ペネロペ・・きれいですよね!
by duke (2009-02-07 01:09) 

地蔵

dukeさんへ

若干ネタバレですが、終盤でペネロペ・クルスがショートカットにしている
シーンがあって、短髪の彼女もステキでやんした。

nice&CMTありがとうございます。
by 地蔵 (2009-02-08 09:31) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。