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『チェ 28歳の革命』 [movie]

●上映時間:132分
●配給:2008スペイン.仏.米/ギャガ=日活
●スタッフ&キャスト:
[監督][撮影]スティーブン・ソダーバーグ
[製作][出演]ベニチオ・デル・トロ
[脚本]ピーター・バックマン
[出演]デミアン・ビチル,カタリーナ・サンディノ・モレノ,ロドリゴ・サントロ

本八幡にあるニッケ・コルトンプラザが全館にわたって改装中。ここのところの複合商業施設の多くの出店に対抗してのものだと思う。TOHOシネマズも集客には影響があるようで、感覚的には10%程度は減少していると思う。当方は好きなシネコンなのでがんばれとエールを送りたい。

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【ストーリー】
若きアルゼンチン人医師エルネスト・ゲバラは、独裁政権に苦しむキューバでの革命を準備するカストロ兄弟と出会う。わずか80人弱で2万もの政府軍を相手にした戦いに臨もうとする彼らの作戦に、ゲバラは参加を決意する。

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不覚にもゲバラという人物についてほとんど知識のないままに鑑賞。いや、もちろん名前くらいは知っていたし、『 モーターサイクル・ダイアリーズ 』も鑑賞している。

エンタテイメントではない。ゲバラの革命に対する意識をトレースする内容だ。もともとはアルゼンチンの裕福な家の出身であり医師でもあるゲバラが、なぜキューバの革命に参加するようになったのか、などはほとんど説明はされない。周知、ってことなのか。

物語はフィデル・カストロにその才を見込まれたゲバラが、いかに戦場を生き抜いていったのかに焦点が合わされている。そして彼が最も重視したのは教育、というところが興味深い。

ゲバラは「字が読めなければ資本家たちにいいように搾取されてしまうぞ」と作中で言っているが、まさにリテラシーを重んじた人物なのだな、ということが印象的。

ゲバラの写真を見ればおわかりと思うが、ベニチオ・デル・トロははまり役だ。そっくりだもの。カタリーナ・サンディノ・モレノが出演しているのも本作を鑑賞した理由のひとつ。

鑑賞して時間を忘れるというおもしろさはないし、繰り返しになるがエンタテイメントではないと思うので万人にはお奨めしかねるが、チェ・ゲバラという人物に関心のある方は鑑賞してみてください。


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コメント 1

地蔵

dukeさん
shinさん

nice!ありがとうございます!
by 地蔵 (2009-02-02 20:40) 

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