SSブログ

高橋 洋一:『さらば財務省!』 [book]

さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白

さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白

  • 作者: 高橋 洋一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本

[BOOKデータベースより]
「小泉・竹中改革」の司令塔として、「郵政民営化」「道路公団民営化」「政策金融改革」「公務員制度改革」を実現した異能キャリアが財務省と訣別、改革つぶしのすべてを暴露する!「官庁のなかの官庁」財務省の官僚は、じつは張り子の虎だった。民間では当たり前のALM(資産・負債の総合管理)すらなく、著者がたった一人でシステム構築に奮闘。さらに国家財政と年金全体の整合性もつかんでおらず、ただ国民の富を「埋蔵金」として隠すだけ。もう、黙っていられない。

序章 安倍総理辞任の真相;
第1章 財務省が隠した爆弾;
第2章 秘密のアジト;
第3章 郵政民営化の全内幕;
第4章 小泉政権の舞台裏;
第5章 埋蔵金の全貌;
第6章 政治家vs.官僚;
第7章 消えた年金の真実;
終章 改革をやめた日本はどうなる

著者は「霞ヶ関の埋蔵金」という言葉をはやらせた人らしい。うーむ。それにしても著者が言うように、財務省がここまですごいことになっているとしたら、えらいこっちゃだ。やはり既得権益を守ろうとすると人間は相当に必死になるんだな。

とはいえ、それは普通の人間だったらあたりまえのこととも思える。ようするに当方だって守りたい既得権益があったらたぶん同じような行動に走ってしまうだろう。性善説でもなく性悪説でもなく、性弱説という言葉は以前にも紹介したが、やはり人間は弱いものだと思う。

読んでいてやたら自慢話が多いのが気になるが、今度は同じ著者の「霞ヶ関の埋蔵金」ものの、もう少し詳しいものを読んでみようとは思った。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。