『ファイナル・デスティネーション』 [dvd]
●上映時間:97分
●配給:2000米/ギャガ=ヒューマックス
●スタッフ&キャスト:
[監督]ジェームズ・ウォン
[製作総指揮]リチャード・ブレナー,ブライアン・ウィッテン
[脚本]グレン・モーガン,ジェームズ・ウォン,ジェフリー・レディック
[出演]デヴォン・サワ,アリ・ラーター,ショーン・ウィリアム・スコット
パリへ修学旅行に向かう高校生のアレックス・ブラウニングは、飛行機が大爆発するリアルな夢を見て騒ぎを起こし、離陸前に飛行機を降ろされてしまう。巻き添えをくった友人や教師らを残して離陸した飛行機はアレックスの夢のとおり空中で爆発、運良く生き残ったかに思われた彼らにも...
本作は第三作まで制作されている(『 デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2 』,『 ファイナル・デッドコースター 』)。いまさら感はあるものの前に購入してほっぽらかしだったので鑑賞。今週は劇場で鑑賞したい作品が少なかったのだ。当方は三作目の『ファイナル・デッドコースター』だけは劇場で鑑賞している。
さて、もし本作のことをまったく知らない人はぜひご覧になってください、と言っておこう。というのはあらすじやらなんやら予備知識があって観ると多分おもしろさは半減以下になるから。レンタル100円セールのときに騙されたと思って借りてみてくらはい。
さて本作の勘所・ツボは以下のようなところ(ネタバレしているので白文字に反転)。
- 何度も言うけど、おもしろくみたい人は以下は読まないでね。
- 搭乗する飛行機からイヤな予感がして降りてその飛行機が爆発・命拾いするという発端はある意味ありふれたもの。超能力者ものとかでよくあるじゃないですか。
- ところが、これを予定が違うということで生き延びた人たちを死に向かわせようというアイデアが凄い。
- その「死に向かわせよう」という意志が、悪霊だったり呪いだったり邪悪な神ではなく「運命」とした発想が素晴らしい。
- しかも、死ぬぞ死ぬぞといいう演出のみならず、青天の霹靂みたいに死んじゃう人もいる。この演出が首尾一貫していたらもっとカルト的な作品になったかも。
- とにかく、予備知識なしでこの作品を劇場で観ていたらもっとおもしろかったに違いない。
鑑賞直後に同居人が「あ、" HEROES / ヒーローズ "の女性だ」ということで調べると、本作のヒロインのアリ・ラーターが出演している。すこしがっちりしたミラ・ジョヴォヴィッチという感じです。主役を演じているデヴォン・サワもなかなかの男前で良い感じなんだが本作以降は映画出演がないようなので残念。
三作まとめてという人にはこちら。
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