『アイズ』 [movie]
●上映時間:97分
●配給:2008米/ムービーアイ
●スタッフ&キャスト:
[監督]ダビド・モロー,ザビエ・パリュ
[脚本]セバスチャン・グティエレス
[出演]ジェシカ・アルバ,アレッサンドロ・ニボラ,パーカー・ポージー,ラデ・シェルベッジア
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幼いころに視力を失った盲目のバイオリニスト、シドニー(ジェシカ・アルバ)は、姉の勧めで角膜移植を受ける。ところが目が見えるようになるにつれ、「見えないはずのものが見えている」ことに気づく。カフェで突然襲ってくる女性。マンションを徘徊する少年。見ず知らずの不気味な部屋の風景。怪しげな黒い影。「106」という謎の数字──。
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移植手術後にドナーの記憶がレシピエントに顕現するというオブセッションは手塚治虫の「ブラックジャック」の昔から語られているもの。これは本作の中でも「記憶転移」という言葉で言及されている。ホラー映画のアイデアとしてはありきたりだし、当方にとっては都市伝説の一部のように思えてならない。
さて本作は香港発のホラー映画『 the EYE (アイ) 』をリメイクしたもの。リメイク元の作品はAmazonのカスタマーズレビューを見る限りなかなかの評判。当方は未見だが、いずれは鑑賞してもいいかもしれない。そんなリメイク元も観ずに本作を鑑賞しにいったのは、なにしろジェシカ・アルバが主演しているから。そうです。好きなんです。しかもかなり好きなんです。
内容的には映画館で金を払って鑑賞しなくても困らない作品だ。「記憶転移」というアイデア自体はすでに使い古されてしまっているものだが、『 シックス・センス 』的なアイデアと合わせ技で持って行ったのが少し目新しい部分か。だがホラー映画として中盤は主人公が自宅と病院やカフェを往復しているだけの単調な場面転換ばかりでサスペンス面に欠けると思う。
終盤で主人公たちが辿り着く謎の正体もある意味でなんということはなく凡作には違いない。しかしながら意外や意外、主演のジェシカ・アルバがこれまでになく落ち着いた演技をみせていて、その意外性だけでもう一杯ご飯が食べられるという映画でした。しょうがないでしょ、好きなんだから。
こんにちは☆
ほんと、ジェシカ・アルバがカワイイ☆という映画でしたね〜。
鏡に映った微妙にソックリさん的な女優さんにビックリでした(^-^;
TBさせていただきますね〜。
by ジジョ (2008-11-05 03:34)
シジョさんへ
はじめまして。
ジェシカ・アルバは『シンシティ』や『ファンタスティック・フォー』では
おてんば娘という感じですが
『アイズ』ではしっとりとした演技が新鮮でした。
貴blogを拝見しましたが相当数を鑑賞してらっしゃいますね。
いろいろ参考にさせていただきます。
nice!&CMTありがとうございます!
by 地蔵 (2008-11-05 08:27)