『近距離恋愛』

●上映時間：101分
●配給：2008米／ソニー
●スタッフ＆キャスト：
[監督]ポール・ウェイランド
[原案][脚本]アダム・ステイキエル
[脚本]ハリー・エルフォントほか
[出演]パトリック・デンプシー，ミシェル・モナハン，ケビン・マクキッド，シドニー・ポラック

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おっと、前回ギヒルズのTOHOシネマズに行ったのが去年の3月8日、もう1年以上前になるのか。そのとき観たのは『ボビー BOBBY』。アシュトン・カッチャーがなんの役で出ているのかわからない映画だったのは覚えている。年齢を重ねるほど記憶力が弱まってくるというのは、人間にとって非常によく考えられた仕組みだと思う。

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【あらすじ】
大学時代に知り合い、10年来の親友のトムとハンナ。強い絆で結ばれている２人だったが、トムはある日、彼女への気持ちが友情ではなく、愛情なのだと気付く。だが、その矢先、彼女から婚約を伝えられ、介添人を頼まれてしまう。

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原題の"Made of Honor"は花嫁の付き添い役のこと。日本ではそういうのってないらしくピンとこない。そういえば意図的にスルーした『幸せになるための27のドレス』も主人公が花嫁の付き添い役ばかりしている女性みたいだった。予習のために観ておけばだった鴨。

本作は、内容はどうってことなく、よくあるラブコメディだからある意味安心して観ていられる。ネタバレってわけでもなんでもなくハッピーエンドにまっしぐらだもんね。

ただし本作が当方にとって少しおもしろかったのは「男女の友情」はありえるか、というテーマを孕んでいたこと。主人公二人は冒頭、とんでもない出会い方をしているのだが、その後は気の置けない友人同士になっている。彼女の婚約によって恋愛感情に主人公は気づくのだが、その後のヘタレっぷりや彼女の気を惹こうとする努力具合がほほえましいというかいじらしい。なんとなくわかるよなあ。

ハンナ役を演じるミシェル・モナハンは『MI:3』以来。いまいちブレイクしきれていないが当方はわりと好き。今後は『イーグルアイ』にも出演しているみたいなのでもっと売れてくれるとうれしい。

タグ：ミシェル・モナハン TOHOシネマズ・六本木ヒルズ 【洋画】ロマコメ