Sempron3300+は地上波デジタル放送の画を映すか?[部材仕入篇] [gadget]
2009年はCore i7やらTDP45WのクアッドコアAthronの時代。Athronに関して言えば、クアッドコアのCPUが15千円程度で手に入るのだ。当方とて導入したくないわけではない。資金的にも問題はないから更新するに吝かではない。現行機は5年以上前に組んだSocket754でSempron3300+のデスクトップマシンだしね。
ただ、使用用途を考えた場合、webブラウジングやCDのリッピング程度にしか使っていないのに、ハイパワーなマシンを組んだって仕方ないじゃん、と思ってしまうのだ。いや、まあそれ以上に一から組み立てるのが面倒くさい、という本音もある。
個人的にCPUの動作クロックは、1Ghzを越えたあたりから普通の人がPCにさせることは大抵ができてしまうのでは、と思っている。誰もが3Dゲームをグリグリ動かしたりGB単位の動画データをエンコードするわけでもないんだし。ましてや必要な電力はうなぎのぼり。時間当たりの電力効率は下がっているに違いない。
とはいえ、自分で組んだPCをいじるのは楽しいし性能のギリギリを引き出してあげたいと思うのも人情だ(どんなだ!)。もしかしたら、こんな時代遅れのPCでも地デジチューナーで最高解像度の映像を視ることができるかもしれない、とふと思いついた。
そんなことに思いついたのは、最近のマザーでCPUはAtom330ながらIONプラットホームであれば地デジマシンを組めるらしいときいたから。あちらはデュアルコア・4スレッドだがCPUパワーはそれほど変わらない(のでは、と思う)。そしてグラフィックカードの強力なデコード支援機能を使えば何とかなるのではないか、と。
思い立ったが吉日な人間なので、さっそくビデオカードと地デジチューナーを発注。届いたのはこんなもの。
ASUSTek グラフィックボード AH3650 SILENT/HTDI/512M (AGP 512MB)
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BUFFALO メモリースティックムーブ機能対応 PCI(LowProfile対応)用地デジチューナー DT-H10/PCI
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●グラフィックカードは、なんと今時AGPだ。5年前のマザーじゃまだPCI Expressとかないもんね。ゲームするわけでもないので本来ならオンボードグラフィックでも良かったんだが、数年前のVista導入にあたりファンなしGeForceのローエンドを設置。今回のプロジェクトでは当然のことながらHDCP必須なので換装することになる。
●地デジチューナーは、バッファローのPCI接続の内蔵式ではもっとも廉価なもの。ダビング10非対応など他のチューナーに比べ明らかに性能は劣るが、まあ、テレビなんて視ないんだしこの程度でいいかと...■━⊂( ・∀・) 彡 ガッ☆`Д´)ノ; あ、それと現行機はVista64bit版なので本機が対応していたのも選定の理由。
とりあえず本エントリでは、そのヒートシンクの異形振りが甚だしいAH3650の写真をご案内してから次回以降を続けることにしよう。
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■異様に大きい段ボール箱で届いたと思ったら、外箱はマザーボードの箱並みに巨大 | ■当然、マザーボード並の巨大なグラフィックカードというわけではなく占有率は低い |
■取り出すとこれまた異様な大きさのヒートシンク。ファンなしなのは当方の好み | ■カードとヒートシンクのどちらが主だかよく分からない状態になっている |
■当然と言ってはなんだが、スロット二つ分を占有する |
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