SSブログ

『サマーウォーズ』 [movie]

SW-Wallpaper1-S.jpg

上映時間:114分
配給:2009ワーナー
スタッフ&キャスト:
[監督]細田守
[脚本]奥寺佐渡子
[音楽]松本晃彦
[声優]神木隆之介,桜庭ななみ,谷村美月,仲里依紗,富司純子,斎藤歩

■■■
当方の名字は比較的珍しい方で、出自は瀬戸内海のとある島にありその島の人々は同じ名字の人ばかりだと聞いている。小学校低学年くらいまでは夏休みにはその島に帰省していた。アサリを採ったり魚釣りをしたり、スタンダードな夏休みを送っていたのを覚えている。

もう少し幼かったときだろうか、記憶は曖昧なのだが、父の姉(伯母さんですね)に連れられて二人で島の盆踊りに行ったことがある。なぜ、あのとき二人だったのだろう。幼いときの当方は地上に降り立った天使のようにかわいかったw ので、それゆえに連れ回されたのだろうか。

─────────────────────────────────────────────────────

[内容]
世界中をつなぐ仮想都市OZが浸透する時代。高校2年生の健二は、あこがれの先輩・夏希に頼まれ、夏休みのある日、彼女の田舎である曾祖母の家を訪ねることに。だがそこで、世界を揺るがす大事件が発生する。

─────────────────────────────────────────────────────

冒頭に申し上げたように、主人公が先輩に頼まれ行くことになるのは、多くの人が持つ夏休みの田舎そのもので原風景と言っていいかもしれない。そこに集まるのは昔ながらの大家族で、これまたある種の郷愁をさそうもの。

本筋とは関係ないが、主人公が蚊帳を吊って寝ていたり、複雑な日本家屋のつくりで迷ったりとか、そんな経験も当方にはあるので心に相当に染み入るものがある。

それはおいといて、図らずも世界を揺るがす脅威に立ち向かわざるを得なくなった主人公と大家族の中心となっているのは曾祖母だが、意外にエキセントリックなところはなく、登場人物たち全体でもキャラ立ちしている人物はほとんどいない。

それでも、それぞれに見せ場が用意されているところがうれしい。当方の好きなキャラクタは自衛隊に所属するクールな小父さんだ。終盤の脅威との対決は感動を誘うシークエンスとなっていて、当方は悔しいけれど少しほろっときてしまったよ。

さて本作のテーマは終盤に出てくる曾祖母の言葉にあるように「ちゃんと飯を食うことと、家族といっしょにいること」という単純かつ難しいもので、それが昇華されているかは作品を鑑賞してそれぞれの判断となるかもしれない。

当方は、自身の夏休み体験などと重なる部分が多く、真っ当なストーリー展開を併せると(あまり鑑賞していないが)今夏の一押し作品として推奨したい。老いも若きにも安心してお奨めできると思う。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。