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『私がクマにキレた理由(わけ)』 [movie]

●上映時間:106分
●配給:2007米/ショウゲート
●スタッフ&キャスト:
[監督][脚本]シャリ・スプリンガー・バーマン,ロバート・プルチーニ
[出演]スカーレット・ヨハンソン,ローラ・リニー,アリシア・キーズ,クリス・エバンス

■■■
以前、川崎のTOHOシネマズで『 子ぎつねヘレン 』を鑑賞したとき開映時間が08:40だったことがある。8時40分だよ、会社の始業時間より早いやん。早起きは苦ではないのでまったくかまわないんだけど。あにはからんや、200人規模の劇場に観客は当方を含めて5-6人。

本作も市川コルトンプラザのTOHOシネマズで09:20開映。プレミア・スクリーンだったが通常料金で観られたので、早起きは三文の得状態なのであった。


【あらすじ】
無事に大学を卒業したものの、人生の方向性を決められない21歳のアニー(スカーレット・ヨハンソン)。就職活動も上手く行かず、公園で途方に暮れていた彼女は、1人の少年を事故から救う。少年の母親ミセスX(ローラ・リニー)に名前を聞かれ「アニー」と答えたところ、彼女は「ナニー(子守り兼教育係)」とカン違い。こうしてひょんなことからX家の“ナニー”となったアニーは、5歳の息子グレイヤーに振り回されながら、アッパー・イーストの超高級アパートに暮らすX家の生活を観察し始める。


あらすじにあるように、原題は"Nanny Diaries" 。Nannyとは「住み込みまたは通いのベビーシッター(兼家庭教師)」のこと。ナニー役を演じるスカーレット・ヨハンソンはいつもの勝ち気な役回りと異なり、就職を目前にしてモラトリアム期間を得ようとする若者役。うーん、そういう役には少しマッチしないと思ってしまった。

全体の枠組みは人類学を履修していたアニーの視点でマンハッタンに暮らす人々の"階級社会"を皮肉っぽく描き出すというもの。このあたりの笑いのツボが、知識のない当方には???だった。

きっと、米国人には「そうそう!」って感じでうけるんだと思う。ストーリーも派手な展開があるわけではなく大きな起伏もない。エンタテインメントを求めて鑑賞すると肩透かし感は免れない。ただ、最後に語られる映画のテーマやミセスXが最後に選んだ道など観賞後に得られるある種の爽快感はいいものだと思う。

スカーレット・ヨハンソンは『 マッチポイント 』以降の出演作品をほとんどを鑑賞している。身長が163センチと女性としては決して低くない方だがやけに小さくみえるのはロー・ラ・リニーの背が高いからか。クリス・エバンスは『 セルラー 』や 『 ファンタスティック・フォー 』の軽薄男役と違いなかなか落ち着いた演技を見せていたのが意外。webの情報では見あたらなかったけどポール・ジアマッティも出演しているぞ。


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