『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生】 [movie]
原題: Batman v Superman: Dawn of Justice
監督:ザック・スナイダー
出演:ベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス、ジェシー・アイゼンバーグ、ダイアン・レイン、ローレンス・フィッシュバーン、ジェレミー・アイアンズ、ホリー・ハンター、ガル・ギャドット、TAO
製作年: 2016年
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
上映時間:152分
なんだかバッタものと思ってしまうようなタイトルだが、前作である『マン・オブ・スティール 』から引き続き、スーパーマン役をヘンリー・カヴィルが演じている。正当な続編、ということですね。監督もザック・スナイダーだし。
あらすじ
バットマン(ベン・アフレック)は、両親の殺害現場を目撃したという過去のトラウマから犯罪者一掃に力を注ぎ、一方超人的能力を持つスーパーマン(ヘンリー・カヴィル)は、その力を人類のために惜しみなく使ってきた。だが、その破壊力の強大さゆえに、スーパーマンは人々からバッシングを受けるようになり……。
またまた152分の長尺だが、その長尺を飽かせない映画だ。プロットはかなり錯綜しているが、うまく刈り込まれているせいか観客を置いてきぼりにすることはない。
注目すべきはジェシー・アイゼンバーグの演技。奥底深いところに狂気を孕んだ敵役を怪演している。あとわき役だけど、ジェレミー・アイアンズ演ずるアルフレッドがいい味出してます。
「ジャスティス・リーグ・ビギンズ」といった内容だけど、橋渡し的な役割だけではなくきっちりエンタテインメントしているところがいい。
それにしても、終盤に参戦するあの人が一番強く思えてしまうのはなぜか。もっともおいしい役どころじゃないか。
やはり『マン・オブ・スティール』は予め観ておいた方が愉しめると思うので、未鑑賞の方は予習された方が吉です。