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クロヌタウナギを食べてきた [a day in the life]

異常な暑さが懐かしく感じられるほど朝夕の涼しさが爽やかな毎日、みな様いかがお過ごしでしょうか。当方は、冬になると運転が怖くなるから、今のうちにいろいろと行っておこうと激しく移動している今日この頃でございます。

さて、クロヌタウナギである。wikipedeiaには以下のような記述がある。


ヌタウナギは脊椎動物として最も原始的な一群であり、厳密な意味での魚類ではない。便宜上、広義には魚類として扱われる

とはいえ、やはり百聞は一見にしかず。クロヌタウナギとは下掲のような姿をしたもの。

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リンク先の記事によれば


最古の脊椎動物で、新潟大や北里大などの研究チームが脳下垂体から生殖腺刺激ホルモンが分泌されることを確認した。
 
※脊椎動物で、脳下垂体前葉などから分泌され、生殖腺の働きを支配するホルモン。女性では卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン、男性では精子形成ホルモンなどがある。性腺刺激ホルモン(注は当方)
 

不惑を過ぎて性腺刺激ホルモンを分泌してもしょうがないのだが、Googleで画像検索するとこれまた下掲のような写真に遭遇したので、こりゃ食わなきゃなんめえ、と使命感が湧き上がってきたのであった。

■映画『 デューン 砂の惑星 』における砂虫を彷彿とさせる姿形。ちょいグロなのでモザイクをかけました。興味のある方はクリックすれば拡大画像が別窓で表示されますが、グロ注意です

※なお、上記画像はtakumyさんの「常磐の烏賊:くろぬたうなぎ」から拝借しております。不都合ありましたらご指摘ください。

さて、そんなクロヌタウナギを食べさせてくれるのはどこかというと、男鹿半島にある施設なのだった。

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■その施設とは、男鹿水族館、通称"GAO"だ■巨大水槽での魚の乱舞
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■鰊の群れは動きが速すぎてブレブレ■イワナ(ヤマメ?)はのんびりとたゆたう
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■鰰(ハタハタと読むのだよ)の群れ。昔は捨てるほど獲れたらしい■ピラニアも速すぎてブレブレ
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■ウナギイヌ、じゃなくてデンキウナギ
 
  

この水族館の最大の人気者と言えば、シロクマの豪太クンだ。

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■ラッコかよ! とツッコミをいれたいが、下手をすると400キロの巨体に骨まで砕かれるのでやめておくことにした■顔だけ出して泳ぐ
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■泳ぐ動物の顔は良くできている
■猫の肉球の何個分くらいかね?
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■趣味のひとつに、"窓から日本海を眺める"とある■全身像
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■どことなく不機嫌そうだ
 


そんなこんなで同館のレストラン"フルット"が14時30分でラストオーダーとのアナウンスがあり、急いで赴くことにする。そもそもが、秋期企画展『食べコレ!旬華秋冬〜食べてみてよ、コレクション!!旬の華さく秋と冬〜』とのコラボ企画。肝心の秋期企画展は観なかった…

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■企画展連動型のメニュー"食べコレ定食"のできあがりを待っていると、オーシャンビューの窓外のテラスに悠然と歩む亀がいる。水族館からの脱走者かと思ったのだが、お店の人が騒ぐ様子をみせなかったので、きっと常駐しているのだろう■注文した食べコレ定食
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■ホタテの貝殻に貝類の具材を載せ、(おそらく)マヨネーズと味噌を和えたソースで焼いたもの■目的としていた"クロヌタウナギ"の焼き物。当地では棒ウナギというらしい。味は、といえば、どうだろうね、秋刀魚の内臓の風味がしました。当方は嫌いではないが、食べる人を選ぶ味だと思う
  

クロヌタウナギ、正直に言って、不味くはないもののおいしいとも思えなかった。館外に出店していた屋台のイベリコ豚バーガーも食べたかったが、胃が小さい当方にはこれ以上は無理だった。11月28日まで提供されているようなので、興味のある方は、一応・どうぞ、と言っておこう。


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