『アルティメット2/マッスル・ネバー・ダイ』 [dvd]
原題:
Banlieue 13: Ultimatum
監督:
パトリック・アレサンドラン
製作・脚本:
リュック・ベッソン
出演:シリル・ラファエリ、ダビッド・ベル、フィリップ・トレトン、ダニエル・デュバル
製作国:
2009年フランス映画
上映時間:
101分
配給:
アスミック・エース
ストーリー
近未来のパリ、さまざまな人種が混在するパリ郊外のバンリュー13地区はギャングの巣窟と化していた。ある日、13地区で警官が殺された事件をきっかけに地区の一掃計画が持ち上がる。その裏に陰謀を嗅ぎつけたレイトと潜入捜査官のダミアンは、再びタッグを組んで闇の組織に挑む。
前作の『 アルティメット 』は新宿歌舞伎町の劇場に足を運んだ記憶がある。作中で描かれるきな臭いパリの情景と歌舞伎町が妙にダブってみえたものだ。本作はその数年後を描いたもの。
主な舞台は前作と同様にバンリュー13地区。司法の力が及ばないアジールとなっている同地区を一掃したいという政府内の一部の勢力と、主人公の一人であるレイトをはじめとした同地区住民の闘いが基軸。
とはいえ、そういったストーリーを愉しむと言うよりは、シリル・ラファエル演じる潜入捜査官ダミアンとレイトのアクションが売り物。特にバルクール(特別な道具を使うことなく効率的に障害物を越えることを目的としたフランス発祥のスポーツ)シーンは本場の凄みがある。
そんな映画だから、ストーリーとかは実はどうでも良いわけであって、本作でもまた主人公たちのとんでもない身体能力を素直に愉しめばよい。なので、アクション映画にあまり興味がない場合にはお奨めしづらいとは言える。
◎前作です
タグ:【洋画】アクション