『プレデターズ』 [movie]
原題:
Predators
監督:
ニムロッド・アーントル
製作:
ロバート・ロドリゲス、エリザベス・アベラン
製作総指揮:
アレックス・ヤング
キャラクター創造:
ジム・トーマス、ジョン・トーマス
脚本:
アレックス・リトバク、マイケル・フィンチ
音楽:
ジョン・デブニー
出演:
エイドリアン・ブロディ、アリシー・ブラガ、トファー・グレイス、ルイ・オザワ、ウォルトン・ゴギンズ、オレッグ・タクタロフ、マハーシャラルハズバズ・アリ、ダニー・トレホ、ローレンス・フィッシュバーン
製作国:
2010年アメリカ映画
上映時間:
107分
配給:
20世紀フォックス映画
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本シリーズ(?)の一作目がアーノルド・シュワルツェネッガー主演で封切りされたのが1987年。ほぼ四半世紀前の作品だ。もちろん当方は封切り直後に映画館で鑑賞している。その続編や『
エイリアンVS.プレデター
』、『
AVP2 エイリアンズVS.プレデター
』も劇場で鑑賞しているのだから、相当に好きなようだ。
ストーリー
目覚めると、傭兵である主人公は知らぬうちに落下傘降下していた。なんとか無事に降下すると、いきなり銃撃をうける。辛うじて意思疎通した結果、彼もまた自分と同様に知らぬ間にここに連れてこられたロシア特殊部隊員ようだ。その後、囚人・日本人のヤクザ・メキシコのマフィア・医者など続々と現れ、この戦闘集団を統率することになる。やがて、自分たちがプレデターの餌食として惑星に連れてこられたことが判明。生き残りをかけたプレデターとの壮絶な闘いが始まる。
ネタバレ回避のために出来合のあらすじをリライトしたのだが、まあ、よくもこんな無茶苦茶な導入を思いついたものだ。以降、主人公の傭兵(エイドリアン・ブロディ)をはじめ、登場人物たちの過去が回想されるシーンなどもなく、ただひたすらプレデターたちから逃れ、あるいは反攻するシークエンスの連続。
一応、当方が驚かされた人物の登場などもあるが、原則ネタバレをしない弊ブログにては詳述するのは避けよう。その他、なぜこの人が連れてこられたのかわからない人物の伏線の回収もあったりするが、それってどうなのよ、という感じで感心できなかった。
それはそうと、中盤でエイドリアン・ブロディが細マッチョであることに気づいたのだが、終盤ではなかなかの肉体美を銀幕に披露する。本作に併せて肉体改造した結果かもしれないけど、これはすごい。紅一点のガンナー役のアリシー・ブラガは『 アイ・アム・レジェンド 』にも登場していた。存在感は相応にあると思う。
うわ。散漫な文章でどうしようもないな。何が言いたいかというと、ストーリーに深みがあるわけでもなく、登場人物たちの個性が際立っているわけでもない、鑑賞する人によっては金返せ系映画といえなくもないということ。いや、当方は乗りかかった船だからしょうがないんだが。
ぜんぜん関係ないけど、プレデターの素顔を見ると、いつもツブ貝を思い出すのは当方だけだろうか。