PLUS:ペーパークリンチ(SL-106AB)がやってきた [stationary]
10年ほど使い続けたホッチキス(ここでは一般名詞であるステープラーとしておこう)がこわれてしまった。ステープラーというデバイス自体はあまり好きではない。針を使って紙を物理的に損壊しとじるという手法は些か乱暴すぎやしないかと思う。とはいえ、業務上では必要なシーンもあり文房具屋さんに寄った。
とりあえず目的のステープラー自体は購入したのだが、それよりも気になってしまったのが、今回ご紹介する針なしホッチキス"ペーパークリンチ"だった。針の要らないステープラーの存在は以前から知ってはいたが、こういった洒落たデザインの商品が発売されていたとは気づかなかった。購入してさっそく紙をとじてみることにした。
■とじた表面。かなり大きな穴が空くことになる。開いた分だけ裏面に差し込まれている状態 | ■裏面をみると、どのような機構でこうなるのかという、不思議な差し込まれ方がしてある |
写真をご覧になればおわかりのように、ベロのように切り取られた紙の一部が、その横にある差し込み口にきれいに差し込まれている。どうやったらこんなふうになるのだろう。不思議だ。
メーカーによれば、6枚までとじられるとのことだが、とりあえず3枚程度であればバラバラにならない。とじるときに必要とする力はふつうのステープラーを操作する力とそう変わらない印象だ。サイズは、手の大きい当方にジャストなので、小さめの女性には少し大きめかもしれない。
最大の問題は、これだけ大きな穴ぼこが空くということ。堅苦しい場面での使用は躊躇われるところがある。あえていえば、部内や課内の回覧であるとか、あらたまっていない場面での資料の受け渡しの際に使えるかな。PLUSのサイトで活用シーンを紹介しているので参照してみてください。
当方は、これはこういうものだという気分を社内に醸成させ、無理矢理にでも使っていこうと思う。いや、ようするに気にいっちまったのである。
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