『劇場版 ブレイク ブレイド 第一章 覚醒ノ刻』 [dvd]
総監督:
アミノテツロ
監督:
羽原信義
原作:
吉永裕ノ介
脚本:
十川誠志
キャラクターデザイン:
乘田拓茂
メカニックデザイン:
柳瀬敬之
美術:
小濱俊裕
音楽:
平野義久
出演:保志総一朗、斎藤千和、中村悠一、神谷浩史、花澤香菜、甲斐田裕子、梅津秀行、高橋研二、井上麻里奈、白石稔、河相智哉、菅原正志、緒方賢一、葛城七穂、浅野真澄、土師孝也
アニメーション制作:
プロダクションI.G、ジーベック
製作国:
2010年日本映画
上映時間:
50分
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
吉永裕ノ介の人気ロボット漫画を映画化した全6部作の第1弾。地中から化石燃料が採れない“クルゾン大陸”は、石英と魔力を動力源としていた。そんな折、魔力を持たない希少な存在“能なし”であるライガットは、国王から衝撃の事実を知らされる。
原作コミックを読んで、なんとはなしに気になっていたので劇場版を鑑賞することにした。東京にいたら、おそらく劇場で観ていただろうが本作の上映時間は50分。この上映時間で前売1,500円かかっていたら怒りのあまり発狂していたかもしれない。
さて中身はというと、原作に限りなく忠実な作品だった。ここまで忠実だと映像化する意味がないのでは、と心配してしまうほどだ。とはいえ、ディテールにはみるべきものがあり、たとえばアンダーゴゥレムがライガットによって起動された際、石英を散らしながらジャンプするシーンは秀逸。
声優陣の斯界における位置付けはどのようなものか、当方は詳細は知らない。だが、登場人物に対して抱いていたイメージと違和感がなかったことは確かだ。スタッフや声優のファンがこの映画やDVDを観て、原作に入っていくことも想定されるが、どんな感じを抱くものなのかね。
この先、第六章まで映画化が予定されていると聞いている。DVDも第二巻まで発売されているが、きちんと追っかけていくかは未定。非常に良い意味で原作に忠実すぎるから、既に読んでしまっている当方にとっては、物語が拡がっていくおもしろさがないところが玉に瑕。もちろん、本作のアニメとしてのクオリティは高いと思うので迷うところだ。
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