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『アドレナリン2:ハイ・ボルテージ』 [bd]

アドレナリン2 ハイ・ボルテージ [Blu-ray]

アドレナリン2 ハイ・ボルテージ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray

上映時間:96分
配給:ソニー・ピクチャーズ
スタッフ&キャスト
[監督][脚本]:マーク・ネヴェルダイン/ブライアン・テイラー
[製作総指揮]デヴィッド・ルービン
[製作]トム・ローゼンバーグ/ゲイリー・ルチェッシ/リチャード・ライト/スキップ・ウィリアムソン
[撮影]ブランドン・トゥロスト
[美術]ジェリー・フレミング
[出演]ジェイソン・ステイサム/エイミー・スマート/ドワイト・ヨーカム/エフレン・ラミレッツ/デヴィッド・キャラダイン/コリー・ハイム/チェスター・ベニントン/メイナード/キース・ジャーディン/ジェリ・ハウエル/クリフトン・コリンズ・Jr./バイ・リン

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前作の『 アドレナリン 』は2007年7月7日に川崎の109シネマズで鑑賞している。そのときの印象は覚えていて「こりゃまたくだらん映画だな」というものだった。とはいえ、プロットは、古来からさまざまなサスペンス小説や映画に使用されているDOAもの。

DOAすなわちDead On Arrival(到着時死亡)。たとえば、数時間後に効いてくる毒薬を飲まされた主人公が、自分に毒を飲ませた犯人ならびに自分が死ぬまでに解毒剤を手に入れられるか、というようなストーリー。犯人捜しとタイムリミットサスペンスの両方が愉しめるという結構だ。


 【ストーリー】
アドレナリンを出し続けないと死んでしまう毒薬を注入されたシェブ・チェリオス。ヘリコプターで格闘の末、空から落下。前作で最期を迎えたかに思えた。その直後──。
瀕死の状態で運ばれた病院で移植されたのは、なんと充電しないと止まってしまう人工心臓だった! またしても、極限状態に追い詰められたチェリオス。電流を求め、エンジンバッテリー、スタンガン、発電所に体当たり!? 果たして、生き続けることはできるのか。そして、盗まれた心臓を取り返すことはできるのか!


そういう意味で、前作はしっかりとDOAしていたのだが、本作ではそのあたりはちょっとしたスパイスに過ぎない。なにしろ、空から落下した主人公が生きていた、というシーンから物語がはじまるのだから。

今回のDOA要素は、充電しないと止ってしまう人工心臓だが、経皮充電も可能という無茶苦茶な設定で突っ走る。警官が確保のために使用するスタンガンも充電作用に働き、主人公が元気になっちまうんだから。

前述したように、そんな設定はある意味どうでもよくて、ジェイソン・ステイサム演じるチェリオスが電気を起こすために様々な混乱を巻き起こす、というのが眼目。かかりつけのドクに「摩擦で静電気が発生する」といわれたら、まあ、やることはだいたい想像できるだろう。

場当たり的なストーリーに下品なシーン、日本の怪獣映画を思わせるシークエンスの挿入など、あきらかに自分たちが撮って楽しんでいる映画だ。毀誉褒貶は激しいものと推測される。

当方も、実は否定派。正直、劇場で鑑賞しなくてよかったと思う。でも、しょうがないんだな、ジェイソン・ステイサム好きだから。少なくとも、当方は他人にはまったく奨められない。ちなみに配偶者は当方に先んじて鑑賞していた。やはりジェイソン・ステイサムが好きだかららしい。


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