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『ゲット スマート』 [movie]

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●上映時間:110分
●配給:2008米/ワーナー
●スタッフ&キャスト:
[監督][製作総指揮]ピーター・シーガル
[製作総指揮][出演]スティーブ・カレル
[出演]アン・ハサウェイ,ドウェイン・ジョンソン,アラン・アーキン,テレンス・スタンプ,ジェームズ・カーン,マシ・オカ

映画「ミッション:インポッシブル」シリーズはがいちばん好きだ。元になったTV作品の雰囲気をもっとも残していると思う。あれ、当方は元になったTVシリーズは一作もみてないぞ ■━⊂( ・д・) 彡<ガッ  ☆`Д´)ノ


【内容】
極秘諜報機関「コントロール」で情報分析官を務めているスマートの夢は、エージェントとなって活躍する事。ある日「コントロール」本部が犯罪組織「カオス」に襲われ、すべてのエージェントの身元が知られてしまう。そのため、顔が知られていないスマートはエージェントに昇格。整形した美人エージェント99 と組んで、カオスの陰謀を暴く使命を受ける。張り切るスマートだが、失敗の連続。しかしついに敵ボスの居場所を突き止める。


本作は1960年代のTVシリーズ「それゆけ! スマート」をリメイクしたもの。元になったTVシリーズはみていない。エンドロールの最後でドン・アダムズという人へ献辞があったが、 これはTVシリーズでスマートを演じた俳優。2005年に亡くなっているんですね。TV版のオープニングはこれ。映画版はオリジナルを忠実に再現しているようだ。



オリジナルの制作された時期は東西冷戦まっただ中。映画では「007」シリーズがヒットしていた時期と重なる。オリジナルも「007」シリーズを意識したものと思われるが、味付けがコメディということで少し変わった亜流だったのかもしれない。

実はオリジナルにも映画版があったらしく『それ行けスマート/0086笑いの番号』のタイトル。「カオスが全ての繊維を一瞬で消滅させる“ヌード爆弾”を世界中で爆発させ、服飾業界を独占しようとする陰謀に、スマートが立ち向かう。靴型電話、机型自動車など、おバカな秘密兵器が続々登場。」とのこと。うーむ、なんかばかばかしくておもしろそうだ。

さて本作のスマートを演じるのはスティーブ・カレル。最近では『 40歳の童貞男 』で話題になったが未見。おっと、『 リトル・ミス・サンシャイン 』で叔父役を演じていた。局長役のアラン・アーキンも『リトル・ミス~』に出演していて、アカデミー助演男優賞を受賞している。アン・ハサウェイはあいかわらずパーツの一つ一つが大きい美人だ。

オリジナルのばかばかしいおもしろさが、現代的に洗練されちゃったように思える。そういうところはスティーブ・カレルのとぼけた演技や話術で代替されているんだろう。 ところどころ笑わせるギャグはあるんだけど、当方には米国コメディの言葉の壁は高い※。とはいえ、コメディ・アクション映画としての水準は充分に高いと思うので気になる方は鑑賞されては如何。

※あ。ひとつだけ。「ファビュラス・ベイカリー・ボーイズ」というギャグはわかったぞ。


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コメント 2

duke

遅ればせながら見ました。面白かったです。
そして、地蔵さんのこの記事を見るまで、このTVドラマのリメイクということに気づきませんでした。子供のころものすごく好きでかかさず見てました!教えて下さってありがとうございます。主人公が今回の方がずっとコメディアン然としてるみたい^^ 急に懐かしくなりました。観て良かった^^

by duke (2009-01-18 00:55) 

地蔵

dukeさんへ

昔の米国のTVドラマも味わい深いものが多かったように思います。
当方はよく祖母と「刑事コロンボ」をみていました。

nice!&CMTありがとうございます!
by 地蔵 (2009-01-20 08:17) 

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