『ハプニング』 [movie]
●上映時間:91分・PG-12
●配給:2008米/FOX
●スタッフ&キャスト:
[監督][製作][脚本]M・ナイト・シャマラン
[出演]マーク・ウォールバーグ,ズーイー・デシャネル,ジョン・レグイザモ,スペンサー・ブレスリン,ベティ・バックリー
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M・ナイト・シャマラン監督の作品は毀誉褒貶激しいけど当方の好きな監督ではある。人を騙してやろう、という気概と洒落っ気が好きなのだ。だから、『レディ・イン・ザ・ウォーター』は、嫌いではないけど失敗作だと思っている。
さて本作はどうだったか。例によって予告編の功罪で、印象的なシーンはすべて予告編で既に観ていた。空から人が降ってくるシーンとかね。これは残念。内容は、ある意味ありふれた「ゾンビ」ものの変奏曲だと解釈したんだけど、緊迫感はさすが、と思うものの、同監督のお家芸は残念ながらみられなかった。観て損はないけれど得もそんなにない感じという映画だ。
ここ1年くらいの間にゾンビものの変奏曲をわりと観ている気がする(『インベージョン』,『バイオハザード3』,『アイアムレジェンド』)。ゾンビものは社会に対する不安が増大したときに多く撮られる、というような話を聞いたことがある。アメリカ社会の不安を投影しているんですかね。ジョージ・A・ロメロの新作も予告編で出てたし。
ズーイ・デシャネルという女優は、どこかでみたことあるなあと思っていたが、『テラビシアにかける橋』に出ています。地味な美人ですw
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