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佐藤優:『国家の謀略』(小学館) [book]
国益という言葉が良くわからない。ネットで検索すると一番上には例によってWikipediaが出てくるんだけど読んでも良くわからない。「国益とは本来的に政府の利益であり、個人、特定団体の利益ではない」との記述だが、だとすると国家に属する国民てなんじゃろな、とスパイラルだ。
さて
著者いうところではインテリジェンスという外語に最適なのが「秘密戦」とのこと。当方からすると、ようするにスパイ戦ということなんだろうと理解。本書はインテリジェンスの基本的な考え方や方法論からの世界情勢の「見立て」を軸とした作品。
あいかわらず散漫な読後感ですまない。結論的には、読んで、そう損はない本だと思ったのであった。
さて
著者いうところではインテリジェンスという外語に最適なのが「秘密戦」とのこと。当方からすると、ようするにスパイ戦ということなんだろうと理解。本書はインテリジェンスの基本的な考え方や方法論からの世界情勢の「見立て」を軸とした作品。
- 世界史や現在の情勢についてある程度の知識がないと楽しめないと思う。当方は生半可な知識だけはあるのでおもしろさはわかるのだが一定以上の知識は有さないため、本書の凄みが伝わってこなかった。残念。
- 前書きには「ビジネスにも役立つ」という風なことも書かれているが一般的会社員である当方にはすぐに役立ちそうなことはなかった。
- とはいえ基礎的な「記憶力」を鍛えろ、という著者の主張はなるほど、と頷かされるものがある。教養を身につけろってことだと思った。
あいかわらず散漫な読後感ですまない。結論的には、読んで、そう損はない本だと思ったのであった。
タグ:【読書】人文・社会
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